清家文庫など京都大学附属図書館所蔵・貴重資料の電子化

~図書館振興財団様からの助成により、平成25年度に実施する事業です~

京都大学電子図書館貴重資料画像データベースに本事業の成果を公開しました!

京都大学電子図書館貴重資料画像データベースに本事業の成果を公開しました! http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/index.html http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/2013_LAF-Grant-Seike_index.html 清家文庫を中心とする24点の書誌リストを掲載し…

電子画像データ、鋭意整理中・・・

大量の電子画像データ、保存用の高精細画像と公開用のjpgファイルの整理真っ最中です。 今回の対象資料には、巻物が2巻ありましたので、iPallet™/Limeという画像データをWeb上で高速で配信できる画像ビュアーを使って、巻物そのもののイメージで見ることがで…

電子画像データができました

カラーマイクロフィルムのスキャンが完了して、電子画像データができました。全部で3,492コマのカラーマイクロフィルムから、保存用のTIFF画像と公開用のJPEG画像を作成しています。これとは別に、巻子本は画像を貼り合わせて、本物の巻物のようなイメージで…

いよいよ電子データ作成開始です

さて、あまり表立った動きがなかったこの約2か月間ですが(ブログも休止状態でごめんなさい)...本日、マイクロフィルムから電子データを作成するため、フィルムを業者さんへお預けしました。高精細のTIFF画像と公開用のJPEG画像を作成するため、かなりのデ…

マイクロフィルム現像完了!

しばらく時間がかかりましたが、マイクロフィルムの現像が完了しました。 通気性を保って劣化を防ぐために、マイクロフィルムは中性紙の紙箱に収められています。さらに、リールも側面に穴が開いたプラスティック製で、いちばん外側をこれまた中性紙の紙帯で…

電子化への道...

資料を電子化する際、(1) まずフィルム撮影を行った上で、撮影したフィルムをスキャニングする方法、(2) 資料をスキャナまたはデジタルカメラで直接スキャニングする方法の2つがあります。本事業では、(1)の方法を採用していますが、以前の記事にも書きまし…

当館のマスコットご紹介&現像待ちです

ところで、このブログのプロフィール写真には、京都大学附属図書館のマスコット、クラちゃんとインちゃん(クラちゃんは帽子ではありません、2名なんです!)に登場してもらっています。「京大の本を全て読んでいる」という彼らの詳しいプロフィールはこち…

撮影進行中!

カラ梅雨から一転、今週は梅雨らしいお天気が続いている京都ですが、撮影は順調に進んでいます。撮影中は部屋の照明は消していますので、今日は部屋の外からそっと撮影した様子をお伝えします。(こちらはカメラマンがイマイチなので、ガラスに外の様子が写…

カラーマイクロフィルム撮影が始まります

今日から、清家文庫のカラーマイクロフィルム撮影作業が始まります。 約10日間の撮影期間を予定していますが、まずは撮影機材の設置からです。貴重資料閲覧室の一角に、テントのようなミニ暗室が設置されました。写り込み防止のため、内部のライト近くにも小…

清家文庫(せいけぶんこ)とは...

清家文庫は、1951(昭和26)年から1953(同28)年の3年間にわたり、附属図書館が舟橋清賢氏から寄贈を受けた慶長・元和木活字版『孟子抄』、『毛詩抄』など2,365冊と、その後附属図書館が同家から購入した「清原家家学書34種」を中心とした289冊、さらに1907(明…

はじめまして

京都大学附属図書館では、「清家文庫など京都大学附属図書館所蔵・貴重資料の電子化」を、公益財団法人図書館振興財団様の平成25年度振興助成事業として実施いたします。助成事業に採択いただき、誠にありがとうございました。本ブログでは、事業の進捗状況…